映画イスラエルから攻撃を受けているガザに居住するファトマ・ハッスーナ(ファテム)とこの映画の監督であるセピデ・ファルシとのスマホでの会話を撮影したドキュメンタリー映画です。
ファテムはガザ出身のパレスチナ人フォトジャーナリストです。彼女が撮影した写真や動画も映し出されます。自宅のすぐ側に爆弾が落ち、近所は瓦礫の山となります。しかし、スマホで話しているファテムはいつも笑顔です。周りの風景と彼女の表情のギャップが印象的です。
ただ、爆撃が酷くなり、自宅から追い出され、なかなか電波が届かなくなってきます。親戚の家に逃げてきて、さすがに顔に疲労の色が濃くなってきます。2025年4月にカンヌ国際映画際ACID部門で『手に魂を込め~』が受賞します。スマホの会話で監督と互いに喜び合います。が、その翌日の4月16日、イスラエルのミサイルが彼女の自宅を空爆し、ファトマと家族7名の命が奪われます。ファトマは25才になったばかりでした。まさに自宅を狙ったものでしょう。
映画の題名「手に魂を込め、歩いてみれば」はファトマが近所を歩くときの気持ちをファルシ監督に伝えた言葉です。監督はイスラエル国家によって長期に続けられているジェノサイド(破壊する意図をもって行う大量虐殺行為)であるとの声明を出しています。
一方、『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』(2024年イスラエル・米国合作)は、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの汚職疑惑の実態に迫ったドキュメンタリー映画です。ネット上ではネタニヤフ首相は替え玉などの噂もありますが、シッカリと奥さんに牛耳られている様子がわかり、これは明らかに本人でしょう。在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であり、敵対する勢力と手を結んで保身に走っています。
ネタニヤフ首相は血液の癌にかかっているとの報道がありましたが、真偽のほどはわかりません。



