第413回 映画『手に魂を込め、歩いてみれば』

映画

イスラエルから攻撃を受けているガザに居住するファトマ・ハッスーナ(ファテム)とこの映画の監督であるセピデ・ファルシとのスマホでの会話を撮影したドキュメンタリー映画です。

ファテムはガザ出身のパレスチナ人フォトジャーナリストです。彼女が撮影した写真や動画も映し出されます。自宅のすぐ側に爆弾が落ち、近所は瓦礫の山となります。しかし、スマホで話しているファテムはいつも笑顔です。周りの風景と彼女の表情のギャップが印象的です。

ただ、爆撃が酷くなり、自宅から追い出され、なかなか電波が届かなくなってきます。親戚の家に逃げてきて、さすがに顔に疲労の色が濃くなってきます。2025年4月にカンヌ国際映画際ACID部門で『手に魂を込め~』が受賞します。スマホの会話で監督と互いに喜び合います。が、その翌日の4月16日、イスラエルのミサイルが彼女の自宅を空爆し、ファトマと家族7名の命が奪われます。ファトマは25才になったばかりでした。まさに自宅を狙ったものでしょう。

映画の題名「手に魂を込め、歩いてみれば」はファトマが近所を歩くときの気持ちをファルシ監督に伝えた言葉です。監督はイスラエル国家によって長期に続けられているジェノサイド(破壊する意図をもって行う大量虐殺行為)であるとの声明を出しています。

一方、『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』(2024年イスラエル・米国合作)は、イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの汚職疑惑の実態に迫ったドキュメンタリー映画です。ネット上ではネタニヤフ首相は替え玉などの噂もありますが、シッカリと奥さんに牛耳られている様子がわかり、これは明らかに本人でしょう。在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であり、敵対する勢力と手を結んで保身に走っています。

ネタニヤフ首相は血液の癌にかかっているとの報道がありましたが、真偽のほどはわかりません。

この記事を書いた人
山崎 隆弘

山崎隆弘事務所所長
公認会計士・税理士

1960年福岡県生まれ。福岡市在住。29歳で公認会計士試験に合格。以来、中央青山監査法人(当時)で10年間勤務。会計監査、システム監査、デューデリジェンスに従事し、上場企業などの主査を務めるが、39歳のときに胆管結石による急性胆管炎を発症する。結石の除去に入退院を繰り返し、監査法人を退職。

1年間の休養後、41歳で父親の会計事務所に入所。44歳のときに同事務所を引き継ぎ、公認会計士事務所を開設。同時に妻二三代が入所。「ビジネスと人生を楽しくする会計事務所」がモットー。家族で踊る「会計体操」は、NHK・フジテレビ・KBC・RKB・読売新聞・西日本新聞など多数のメディアで取り上げられる。

著書に『年収と仕事の効率を劇的に上げる 逆算力養成講座』『なぜ、できる社長は損益計算書を信じないのか』。

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福岡市東区箱崎の公認会計士・税理士 山崎隆弘事務所
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